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子供の読書量
子供が「読書が好き」という場合、その殆どの子供のお父さんやお母さんが読書が好きです。
自分が好きだから、子供にも楽しいものを与えようとする。しかも沢山。そして無意識のうちに読み聞かせもたっぷりしています。
お父さんやお母さんがあまり本を読まないという家庭の子供達はなかなか自分から本を読もうとはしません。図書館や本屋さんに行って好きな本を選んだり、どんな内容だろうとわくわく想像したりという経験があまりないのかもしれません。とても残念なことです。
子供達は新しいことを知ることが大好きです。言葉でも歌でも踊りでも覚えたことは使いたくなります。だから、好きな恐竜の話やキャラクターの名前など教えもしないのに次から次に覚え、その知識を人に披露しまくります。周りはちょっと迷惑しますが、、。でも、目がキラキラしています。知っていることが嬉しくて仕方ないのですね。
人は世の中の全ての事柄を経験をして大人になるわけではありません。未経験の事柄の疑似体験として本から得る知識量の方が、実体験よりも多いはずです。
例えば「蛍」。卵も幼虫もさなぎも光るってご存知ですか?私は子供達の本で最近知りました。
まだまだ知らないこと沢山あるんだなぁとつくづく思います。
子供の読書量 | 2007年12月18日【26】
留まる所を知らない子供の能力
子供が興味を持ったことに対しての貪欲な吸収力は、留まる所を知りません。最近漢字づいてる当センターでは数人の幼児達が県名に興味を持ち始めました。正確にはそのように仕向けたのですが、まんまと乗ってくれました。(しめしめ)
4歳の女の子が宮崎、鹿児島、熊本と漢字で書きます。5歳の男の子が「愛媛ってどう書くの?」と聞きます。47都道府県、1都1道2府43県の意味を知っています。県名と地図を照らし合わせて形で覚えようとします。その県の美味しい農作物は何だろうと考え調べます。美味しい物も特産物も全部小学生の持っている地図帳に小さな絵で載っています。地図で遊ぶ子供達。
父の仕事柄、多分私は同世代の人達よりもこれに近い環境があったと思うのですが、当時と比べて幼児教育の在り方は随分違ってきていると思います。
このような環境があったら、今頃違う人生歩んでいたのかもと、ふと考えてしまいました。
留まる所を知らない子供の能力 | 2007年11月28日【25】
塾是
当センターの前衛は塾で、私が物心ついた頃には「塾是」というものが存在していました。当時、授業の前には必ず「塾是」を読んでいました。
3つのタイトル、「克己」「探求」「誠実」ここで詳しく説明はしませんが、私が「克己」という言葉の意味を理解して覚えたのは小学2年生の時だったと記憶しています。それ以来、何度も怠け心をおこしては失敗を繰り返してきましたが、事ある毎にこの克己の本文中の「己に打ち勝て。最も強い人間とは自分自身に打ち勝つことの出来る人間である。」と、探求の「人に聞け、本に聞け、大自然に問いかけよ。」と、誠実の「真心」いうくだりが頭をよぎり、弱い自分を戒めてきたような気がします。
教育者であった父が、多分今の私より若い頃に作ったであろう「塾是」。次世代を担う子供達にもその心を伝えたいと思います。
塾是 | 2007年10月04日【24】
試しに数検を受けてみたら、、、
5歳から小学4年生まで全員合格でした。おめでとうございます。しかも殆ど全員満点合格。素晴らしいですね。特に5歳で1年生の検定に満点合格した渡邉真之介君。本当によく頑張りました。
当センターでは、幼児・小学校低学年のうちは楽しみながら知能そのものを高めていき、器を大きくしておけば将来何にでも対応できるというのが基本的な考え方です。
でも、漢字と同じで算数もある程度のレベルまで到達すると自然と小学生の学科内容まで入っていきます。
特別な学習をしなくてもいつの間にか計算をしていたり、パズルや折り紙をしているうちにものを見たり考えたりする力がついて小学生高学年の算数の教科書に出てくるような図形をしていたりします。
勿論、試験前にはペーパーテストに慣れるために練習問題をしますが、殆どの生徒さんが気がついたら極当たり前にここまで進んでいたという形で年齢より上の学習内容を習得しています。
が、試験には緊張がつきもの。いつもと違う環境でいつもより長い時間静かに座って終了時間を待つという忍耐力や、ご両親の期待に応えたいというプレッシャーなど色々あるため、小学生はともかく5歳の子供が100%の力を出し切れるのは非常に難しいと思われます。大きいお兄ちゃんお姉ちゃん達に混じって試験を受け、満点で合格出来るという精神力を私は評価したいと思います。本当におめでとう!
試しに数検を受けてみたら、、、 | 2007年08月30日【22】
今日の休み時間の子供達の会話
「そういえば、最近県名のテストないけど。」「え~、まずい!俺覚えてたの全部忘れた。」「そろそろ先生テストするんじゃない?」「げっ、地図見ておこう。」「ねぇねぇ◯◯君、県名知ってる?」小学生が、どうやら5歳の息子をつかまえて自慢を始めた様子。「来て来て。地図を見せてあげる。」「ほら、これが日本地図で、、、。」その後は聞き取れせんでしたが、うちの息子達にとっては生まれる前からセンターへ通って来ている子供達がお兄ちゃんお姉ちゃん。年齢は違うけど仲良しでライバルでお互いに切磋琢磨。午前中スイミングでへとへとになっているはずの長男が、同級のお友達やお兄ちゃん達と一緒に出来るというだけで週に2回楽しげに約3~4時間勉強します。次男も授業に参加したくてウズウズ。最後の15分頃にパズルを持って教室に入って来ます。お婆ちゃんに「邪魔をしてはいけない。」と叱られながらも「僕は静かにパズルをするから。」と何やら気難しい顔で取り組むこともあります。有難いことです。子供達が厳しい!?(私は優しいつもりですが)授業にも耐えられるのは仲間がいるからですね。
本当の兄弟のように大人になってもつき合っていけるような関係が築けたらいいなと思います。
今日の休み時間の子供達の会話 | 2007年08月09日【21】